~日々の諸々を素敵に詞的に不定期更新~
by yama-81
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暮れる街並みに ひとりの影 じゃあねの瞬間 リピートして
いつも素直に なれずじまい キミの前では 秘めてばかりの
見かけ以上に ふくらんだ 胸のリボン ほどくこと 思い描き 染まる頬も 赤くごまかした 夕空よ
嬉しもどかしの空模様 今日も
ヘコむ姿は らしくないし 早く明日になればいいなと
沈む夕陽に なぜかしら キミの微笑みを見た やがて 意地っ張りなワタシも そっと暮れなずむ 夕空よ
真夏の日差し つい昨日のようなまなざし ぶり返すメモリー 時は流れて ふくらむ胸は今もなお 描いていた あなたのこと
めぐり合わせはいたずらで あなたに近づく気がした ずっと仕舞い込んでた恋に ジリジリと蝉の声迫る
優しい瞳に惹かれて 真に受けた嘘に今さら 立ち止まる心 季節はただ 通り過ぎてゆくのに
真昼の月と 曇りのない晴れた空に 見抜かれた気持ち 誰が触れても ふくらむ胸はいつまでも 悲しいほど あなたのもの
これで最後だと 胸に決めた夜 昔のように 抱きしめたりしないで その指も腕も胸も ぬくもりも 小さい子供に 言い聞かすみたい
これが最後だと 容易く悟れば 暑さ残る夜風が もどかしくて 冷めない心も 思い出にしたら 永遠に夏は 美しいままでも
真夏の日差し つい昨日のようなまなざし ぶり返すメモリー 時は流れて ふくらむ胸は今もなお 描いていた あなたのこと
これで最後だと 胸に決めたはず 昔のように 抱きしめられなかったら その指も腕も胸も ぬくもりも あふれた涙も なんだかずるくて
あなたの言葉を あなたのすべてを 照らす光に たかる羽虫たち 冷めない心を 引きずったままじゃ この夏がずっと 続いてしまいそう
これで最後だと これが最後だと 言い聞かせて ひとりで歩いてゆく 少しずつ変わる 未来図拡げて 永遠の夏を 塗り替える日まで
ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 遥か遠い夜明け
嵐の前の静けさか 海風柔く昼下がり 季節の潮目に 血は騒ぎたてる 竿のしなりも誇らしく 網の破れを直したら 夕凪合図に 勇ましき船出
赤児ならばいざ知らず 涙は要らぬ 男盛りを 捧ぐ海原
ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 海を 夜を焦がす 白波打ち寄す 港は遠ざかる ぶわり ぶわり 風は逆巻く 星も 月も見えず されども決めたら 怖れ拭い払え
女の望みつゆ知らず 生の矛先 いだく昨夜の よろこびひとつ
ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 胸を 夢を焦がす 群がる魚の 鱗の輝きよ ぎらり ぎらり 稲妻光る 雲を 空を裂いて ここまで来たなら 迷いなき瞳で
ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 海を 夜を焦がす 白波打ち寄す 港の待人よ ひらり ひらり 灯台回る 闇を 明日を照らす ぬくもり秘めたら 遥か遠い夜明け
もう二度と叶わぬ恋 いっそあなたの腕の中で 心を騙すような 昼下がりのワルツを
想像してたより やたら優しい もどかしい指 急かしい月にも せめられてしまう
生い茂る森を抜けた 湖のほとりの出来事 水面に映る影は 偽りなきワルツを
瞬く星屑は 忘れられぬまなざしかな つかえた名前も 呑み込んでしまう
くちびる塞がれて 瞳閉じて渦巻くもの 重なる鼓動と 焼き付いたシルエット
あの日手向けた花さえ 花言葉は裏腹なの 今宵 踊り明かすけれど 多分 きっと さよなら
もう二度と叶わぬ恋 いつか誰かの腕の中で 心を燃やし尽くす 嗚呼 どうかワルツを
制服のボタンは 残っているかな 心に開く 遅咲きの花は 期待や不安など 混じった三月 場違い色の春
後ろの席で 顔をしかめた時もあったけれど ただただ あの背中は 遠ざかるばかり
なぜ なぜ なぜ 涙は 流したら負けとか 意地を張って なぜ なぜ なぜ いつも通り 笑ってさよならして
ホームの風に 背中押されて 乗り込んだ電車 ボタンなら 古い歌のようには捨てられず
なぜ なぜ なぜ 涙は 卒業式でさえ 流せるのに なぜ なぜ なぜ 悲しみを 笑ってこらえている
なぜ なぜ なぜ 涙は 流したら負けとか 意地を張って なぜ なぜ なぜ いつも通り 笑ってさよならして 黙ってさよならして
制服をしまえば もう戻れない ボタンはついに ポケットから出せず 心のアルバムの 最後のページ 恋だと知った春
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