~日々の諸々を素敵に詞的に不定期更新~
by yama-81
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ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 遥か遠い夜明け
嵐の前の静けさか 海風柔く昼下がり 季節の潮目に 血は騒ぎたてる 竿のしなりも誇らしく 網の破れを直したら 夕凪合図に 勇ましき船出
赤児ならばいざ知らず 涙は要らぬ 男盛りを 捧ぐ海原
ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 海を 夜を焦がす 白波打ち寄す 港は遠ざかる ぶわり ぶわり 風は逆巻く 星も 月も見えず されども決めたら 怖れ拭い払え
女の望みつゆ知らず 生の矛先 いだく昨夜の よろこびひとつ
ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 胸を 夢を焦がす 群がる魚の 鱗の輝きよ ぎらり ぎらり 稲妻光る 雲を 空を裂いて ここまで来たなら 迷いなき瞳で
ゆらり ゆらり 漁火燃ゆる 海を 夜を焦がす 白波打ち寄す 港の待人よ ひらり ひらり 灯台回る 闇を 明日を照らす ぬくもり秘めたら 遥か遠い夜明け
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